企業をPRするためには宣伝が必要です。宣伝方法はさまざまですが、QRコードを利用した宣伝を行うことで、効果を高めることができます。QRコードを使用することで通常よりも多くの情報を提供できます。さらにLINEなどのSNSと組み合わせることで公式のサイトの登録へ誘導できます。

今回の記事では、企業がQRコードを活用してできる宣伝活動を4つのポイントで紹介しています。宣伝効果を高めるためにもこの記事を活用してください。

企業をアピールする方法としてクロスメディア戦略というものがあります。ひとつの広告媒体を使用して、別の広告へと促す方法です。チラシやポスターによる宣伝は、すぐに大切な情報を把握できるというメリットがあります。しかし、紹介したいすべての情報を掲載できないというデメリットもあるので注意が必要です。

そこで、チラシやポスターにQRコードをプリントすることで、さらに多くの情報を提供することが可能になりました。QRコードを利用することには以下のようなメリットがあります。

QRコードはWEBアドレスとは異なり、撮影をするだけで簡単にWEBサイトにアクセスできます。アドレスを打ち込む必要がないので、煩わしさがありません。

撮影するだけでサイトにアクセスができるとしても、簡単に撮影をできなければ効果はありません。しかし、QRコードには「切り出しシンボル」という３つの角を配置しており、どの角度からでも簡単にスキャンすることができるという工夫をしています。また最近のスマートフォン（一部機種を除く）であれば専用のアプリがなくても標準カメラでQRコードを読み取ることができます。そのため、撮影が苦手な人でもアプリをインストールしてない人でも簡単に読み取ることが可能です。

スキャンして利用することができる媒体は、QRコードのほかにバーコードなどがあります。しかし、バーコードなどは破損したり汚れていたりすると読み取りができません。そのためポスターやチラシなどが雨やホコリで汚れてしまうと使用できなくなります。QRコードは破損や汚れに強く、一部が欠けていたり汚れていたりしても読み取ることが可能です。そのため、ポスターやチラシに掲載しても使いやすいという利点があります。

企業をPRする別の方法として公式サイトに登録してもらう方法があります。公式サイトを用意することで、ユーザーにとっては確かな情報を入手しやすくなりますし、企業側にとっては登録者を把握できるので、宣伝効果が見えやすくなるでしょう。公式サイトへ誘導するときもQRコードを利用することで、効率よく行うことができます。

QRコードを積極的に利用しているサービスの一つにSNSがあります。例えばLINEでは友達を追加するときには、友達追加のリンクをタップする方法のほかに、QRコードを読み取る方法があります。SNSのアカウントを宣伝してもインスタグラムやツイッターなどでは膨大な登録ユーザーの中でアクセスしてもらうことは難しいでしょう。QRコードを読み取ることで直接アカウントページにアクセスできるため誘導したSNSに登録してもらうことが容易になります。チラシやポスターなどの紙媒体にも印刷することができるので、公式SNSを作ってQRコードをチラシやポスターに掲載すれば、ファンを増やすことが可能です。

公式SNSへの登録を促すために、QRコードを使用する場合、特に公式LINEへの登録を促す場合は注意が必要です。チラシやポスターなどスマホの外部から公式LINEへの登録を促す場合は、スキャンするだけで登録ができるQRコードがおすすめです。しかし、スマホ内部のウェブページ上などから登録を促す場合は、公式LINEのリンクを直接貼り付けたほうが簡単にアクセスできるので便利でしょう。

そのため、QRコードを使用して公式LINEへの登録を促すときには、流入経路を調査してうまく使い分けることが重要です。

効果的な宣伝をするための方法に、ノベルティグッズの使用があります。ノベルティグッズとは、企業が自社の宣伝や販売を目的として、企業のロゴや名称を記入した無料の記念品のことです。

企業が使用するノベルティグッズはたくさんあり、ボールペンなどの筆記用具、カレンダー、タオル、うちわなどがあります。企業に関係したものをノベルティグッズとして使用しているところもあり、お酒類を扱う企業はワインオープーナー、カメラを販売する企業はデジカメケースやクロス・クリーナーなどのノベルティグッズを用意しています。

通常、ノベルティグッズには企業名や企業のロゴを掲載しますが、QRコードを貼り付けておくことで宣伝効果を高めることができます。

企業のロゴが入ったノベルティグッズは、企業の名前を広めることができるという効果があります。しかし、ノベルティグッズによって企業に興味を持った人がいたとしても、どこから情報を得ることができるのかわからないというデメリットもあります。

そこで、ノベルティグッズにQRコードをプリントしておくことで、簡単にサイトに誘導でき、サイトを通じて載せきれない情報を紹介できます。QRコードを作る環境さえ整っていれば、QRコードを差し替えて、サイトを更新するだけで新しい情報に更新できます。そのため、時間や費用をかけずに宣伝ができるという利点もあります。

企業のロゴが入ったノベルティグッズのデメリットの一つとして、宣伝効果を把握できないことがあります。ノベルティグッズを使用してどのくらいの人が興味を持ったのかがわからないので、宣伝の戦略を立てにくいという問題があります。そこでQRコードを使用すれば興味を持った人がアクセスすることで宣伝効果を知ることができます。サイトのアクセスを解析することで、どのくらいの人が興味を持ったのか、どのような経路でサイトにアクセスしたのか詳しく知ることができます。

さらにノベルティグッズに印刷するQRコードをイベントや地域によって変えておくことで、より具体的に宣伝効果があったのかを知ることもできます。そうすることで、次のノベルティグッズによる広告戦略が立てやすくなります。QRコードはノベルティグッズによる宣伝だけでなく宣伝効果の解析においても大きな効果を発揮できるでしょう。

QRコードの活用方法はWEBサイトへの誘導だけではありません。アプリのダウンロードを誘導することも可能です。アプリにはWEBサイトにはないメリットがあります。

インターネットは、回線の速度による影響を受けます。スマートフォンを電波の弱いところで使用すると、サイトにアクセスするスピードは遅くなります。そのため、QRコードをプリントしてWEBサイトにアクセスできるように誘導しても、すぐにサイトを開くことができないために、使いにくいと感じてしまうこともあります。

アプリの場合は、インストール後の最初に使用したときに、文字や画像、メニュー項目などをハードディスクに保存します。その為、回線を利用するのはコンテンツなどを更新した部分のみになるので、電波が弱いところで使用しても簡単にアクセスが可能です。アクセスの速度が速ければ定期的に閲覧してもらえるので、宣伝効果も上がります。そのため、QRコードを利用するときは、WEBサイトへの誘導だけでなく、アプリへの誘導も使用することもおすすめです。

ポスターやチラシにQRコードを印刷する場合はどこへ印刷しても読み取ることができますが、ノベルティーにQRコードを印刷する場合はノベルティーの形状によるQRコードの読み取りへの影響を考える必要があります。宣伝水ならこれまでの8,000社以上の実績をもとにQRコードを印刷する場合のアドバイスがもらえます。デザインを作る際のテンプレート内にはQRコードのデザイン推奨範囲も入っているので、初めて作る場合にも安心です。

また、宣伝水ではデータ入稿をした際に、データチェックが無料サポートとしてついているので、デザインはもちろんのこと、QRコードの位置や大きさ、色についてもプロがチェックしてくれるので安心です。