展示会や新装開店、周年イベントで配布しているノベルティとして食品が使われる事が多くなりました。
ひと昔はボールペンやクリアファイルなどの文房具達が主流だったのが、お菓子や小さいサイズの飲料などの食品が配布されるところをよく目にします。
無料で配布するものだから簡単なモノと言う価値観やコストの安いモノで考えていたりしませんか?
配布する食品ノベルティを選定する時に忘れてはならない大切な条件をご紹介致します。
食品ノベルティを受け取る側の気持ち
・まずは視界に入るのがパッケージのデザインノベルティですから配布側のPRしたい自社の名前や商品名や写真がデザインの中に入っている事が多いですね。次に中身は何であるか?
食品である事がわかった場合に気になるのが口にして良いものなのか、味はどうなのか、賞味期限は大丈夫なのか。
タダでもらったものだから味まで気にする人はあまりいないかもしれません、ただしその場では。
人間は時代が進むにつれ味覚のレベルも当然上がっています。自ら求めて手にしたものでなくても食品であれば早めに口にしなければと思うでしょう。人はもらった食品を口にする前、口にしながら、口にした後に何かしらの感情が働きます。言わずもながら美味しいに越したことはありません。しかし自ら求めて購入したものではない食品に対しては味の他に安全であるかどうかとの意識が働く人は多いです。
食品ノベルティの効果を発揮する為には
美味しければ配布側の名前や記載されている商品への印象は良いでしょう。逆に普通レベルや不味かったりすると印象は良くも悪くもないまたは悪くなるのは当然の結果なのです。そうです、食品を使ったノベルティが効果を発揮する為には美味しくなければならないのです。
食品ノベルティの安全性(HACCP認証の有無)
食品の安全性に関するガイドラインが変わりました。食品の製造・流通のグローバル化を受け、2018年6月に可決した改正食品衛生法によって、日本でも2020年6月1日より「HACCP導入の義務化」が始まりました。そして一年の猶予期間を経て、2021年6月からは「HACCP完全義務化」が全ての食品関連事業者に求められる事になりました。HACCPについては下記リンクをご参照ください。
HACCPは厳しい検査と膨大なレポートを継続していなければ取得できません。
食品ノベルティを採用する際にはそのメーカーがHACCPを取得しているかどうかの確認をしましょう。
このように食品ノベルティを使用するにあたっては「美味しいものと安全性」を最低限の基準として考える必要があります。ただし、人の味覚は千差万別ですからせめて発注ご担当者や社内の方が美味しいと判断できるものを選びましょう。
安心安全で美味しい食品ノベルティで売り上げも倍増です(笑)
HACCPについて
https://www.daiken.ne.jp/blog/detail.html?id=7629