ペットボトルに代わるエコな飲料容器の選択肢

ペットボトルはリサイクルをすることによって地球にやさしいものとして認知されてますが、プラスチックの使用が環境に与える影響についての認識が高まっていることから、
持続可能な、SDGsを意識するような選択肢を探る動きが活発化しています。

その中で、特に注目されているのがペットボトルに代わるエコな飲料容器です。
今回は、いくつかの代替容器を紹介し、それぞれの特徴など考えていきましょう。

①ステンレスボトル

ステンレスボトルは、耐久性があり、長期間使用できるため、環境に優しい選択肢の一つです。
ステンレス製の飲料容器は、温度保持に優れており、冷たい飲み物を冷たいまま、
温かい飲み物を温かいまま保つことができます。
夏に冬に大活躍なステンレスボトルでは、カフェなどで割引が行われたり、
店舗でタンブラーが貸し出しされたりなど、スタンダードになりつつあります。
また、ステンレス製ということで、リサイクルが簡単ということもあり、
プラスチック製品に比べて化学物質の溶出が少ないため、安全性も高いので注目されています。

②グラスボトル

グラスボトルは、化学物質の溶出がほとんどなく、飲み物の味に対し邪魔をしないという点で非常に優れています。
さらにステンレスと一緒でガラスはリサイクル率が高く、リサイクルしていく中で、品質が劣化しにくい素材のため、
何度も何度も形を変えて、利用することができるのは、素晴らしいですね。

また、透明な容器のものは、見た目が美しく、デザイン性も高いです。
ですが、壊れやすい点では、少し持ち運びには向いていないです…。

③リフィルステーションとリユースボトル

リフィルステーションとは持参したボトルに飲料を詰め替えるシステムです。
自分が持っている容器に飲料を入れることができるため、ペットボトルの廃棄も減り、
プラスチック廃棄物を大幅に削減することにつながります。
もちろんその場で捨てられるようなペットボトルの便利さはありますが、
こういった取り組みが需要を減らすことも目指していくこともできます。
無印良品を展開する株式会社良品計画は、いちはやくリフィルステーションを店舗に設置しており、
さらには、カフェや公共施設、スーパーなどで導入が進んでいます。

ペットボトルに代わるエコな飲料容器には、
ステンレスボトル、グラスボトル、アルミボトル、シリコンボトル、リフィルステーションなどご自身で選択が可能ですし、
それぞれの容器には独自の利点があり、個々のライフスタイルやニーズに合わせて選ぶことが重要です。